鬼速PDCA

PDCAサイクルは経営学を学ぶものなら知らない人がいないほど有名な考え方だ。毎食食べる人も多い米の存在を知らない日本人はほとんどいないだろう。それくらいのものである。
だが、その考え方を深く咀嚼し、会社や組織レベルでなく個人単位の人生に活かし、あらゆるものの成長速度を劇的に向上させるために使えたならどれだけいいだろうか。本書はその振り返りのきっかけになる。
個人単位でも目標(KGI)を立て、実行し、検証し、目標への道筋を立てる考え方を身につければ、自分が今どの場所におり、どれだけ目標に近づいたか把握することが出来る上、その進捗による自己研磨が更に己への肯定感を高める。いいことづくめである。

改めようと思った点

●1日、半週、週次、月次、四半期、半期、年次ベース~単位で人生の振り返りと記帳を行うこと。明確なゴールと地図を描き、最短距離を考える。

●目的と目標を定量化、細分化し、PDCAサイクルを意識する。

●Todoistアプリを使用する。

P:KGIを決め、KPIを設定し、解決策を考える。
D:解決策を一段具体化したDOを考え、そのKDIを設定し、さらに具体化したTODOに落とし込み、実行する。
C:KGI、KPI、KDIを検証し、できなかった要因とできた要因を絞り込む。
A:検証結果を踏まえ調整案を考え、次のサイクルにつなぐ。

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本郷航

代表取締役社長/CEOG2株式会社
G2株式会社代表取締役社長。 司馬遼太郎が描いた偉人達、北方謙三らが描いた熱い英雄たちの物語に影響を受け、高校在学中から起業を志す。 大学在学中からさまざまなビジネスに手を出し、株式投資も並行して行う。その後海外向けの高級ガジェット専門店を立ち上げ、売却。 有田焼ギフト専門店(ジェイトピア)を創立。 あらゆる業界人が焼き物を決してネットで売ることはできないと断定する中、業界を代表するECプラットフォームを構築。新垣結衣、櫻井翔主演のドラマ等のスポンサーも。 ネット社会において、本来ブランド力や技術のあるサービス、物などのブランディング、マーケティングによる価値創出を理念とする。