帯のキャッチに惹かれて購入。
キャッチ:発売三カ月で10万部突破!!
オバマ大統領もビル・ゲイツも冴えている人は皆、少食。
飲み会、接待、出張が多くても、残業続きで睡眠不足でも疲れない!体が軽い!記憶力UP!
実にいいキャッチだ。10万部売れたという社会的証明性、知名度の高いオバマとビルゲイツの名前も出す。
そして効能云々。
これは思わず手にとってしまうね笑
全体として:内容は少食のメリットのみを記載、少食こそ正義と礼賛し、その方向から一方的に論じる。
著者いわくその効能というのは、体重が減る、体調向上、デトックス効果、疲れない、短眠、肌がきれいに、精力絶倫、細マッチョになれる、加齢臭解決などなど。。。。非常に多岐にわたる。
ただし全体として引用する例が不明瞭で、それが本当なのかどうかわからないうえに、断定口調で話が進むのでどうも消化が悪い。
ちなみに1日一食を実行する各界の著名人として下記をあげていた。
一日一食を実行する各界の著名人
タモリ:1日一食
ビート武:一日一食。朝は野菜ジュース飲み。夜まで何も食べない。
水谷豊:一日一食
ピンクレディー未唯:30年前から1日一食
片岡鶴太郎:1日一食
千葉新一:一日一食
ジャパネット高田社長:一日一食
星野リゾート星野社長:一日一食
バラクオバマ、ビルゲイツは少食
興味深い点:もちろん興味深い点もいくつかある。
1:長寿遺伝子はカロリーの制限により起きる。(空腹感)
:カロリー制限を行うと消化吸収のために使われるエネルギーが拝読に向けられるため、病気が治りやすくなる。肌が若返る。
2:脳が飢餓状態にあると頭が冴える
3:10時就寝で成長ホルモンが分泌され深夜2時まで続く
4:動物性たんぱく質が発がん性を増やす
※コリンキャンベル博士は動物たんぱくを10パーセントから20パーセントに増やすだけで、発がん率は11倍に増える。動物たんぱくは、史上最悪の発がん物質と論じる。
この中で最も気になることが、長寿遺伝子を発動させるカギはカロリーの制限ということ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90
糖質制限ダイエットや断食によるデトックス、バターコーヒーダイエットなど、どうもいろいろな体重減少のためのプログラムが出回っているようだ。それはすべて長寿遺伝子発動につながっているのかもしれない。エネルギーが不足する状態も、そういった遺伝子ベースでは悪いことではないらしい。
思った事
完全1食は難しいかな
日常生活の中で、完全な1日一食生活をするのは難しいものがある。飲食の付き合いもあるし、おいしいものやお酒などもほどほどに嗜みたい願望がある。それを断ち切ってまでわざわざするメリットをあまり感じない。仮に長寿遺伝子がカロリー制限で発動したとしても、そうすることで失われるものを考えたら、自分が幸せになれるものを選んだほうがよい。
週末断食ならいいかもしれない。
10時に眠ろう
若々しさを保つために必要な成長ホルモンは、睡眠中10時から2時までの間に非常に多く分泌される。
せっかく分泌されるのだから、起きていて無駄にするより、出来る限りその間に就寝できるように一日の日程を組もうと思った。
結局夜にたしなむ酒の量も減るだろうし、この習慣については非常にいいんじゃないかと個人的に思った。
確実に効果があるのかよくわからない。
各所に出所不明の情報があるので、一つ一つあげるのは避けたい。
1つ強く思い当たるのが、北野武が1日一食で過ごしているとのことだけども、写真を見る限りこれだけ内臓脂肪が腹回りにまわっていて、本当に健康なんだろうかと思う。
終わりに
どうも完全一日一食については自分とは縁が薄そうなので、別のダイエット本を読もうと思う。
1日一食を試みてみたところ、低血糖で頭がぼーっとして仕事支障が出た。
著者いわくまずは朝食を半分、慣れてくれば1日2食、1食のパターンでやればいいとのこと。
うむ。。。
次はベストセラーのシリコンバレー式ダイエット法なるものを見てみよう。
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